2005年05月01日
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さらばHMD-H200/V そして資源回収屋のドキドキ初体験

Written By: 川俣 晶連絡先

 資源の回収屋のトラックに、品物を渡すということを始めて体験しました。

 渡したのは、SONY HMD-H200/V(故障品)です。

 17インチのTVチューナー内蔵CRTモニタですが、純粋なTVではないので、はたして回収してくれるのだろうかという懸念があったものです。

 結論から言えば、何の意見もなくあっさり持っていってくれました。

 正規のリサイクルに出すと数千円のコストがかかったり、SONYに頼むと梱包して送るための箱や梱包材の調達という問題まであったのですが、無料で持っていってくれました。あまりにも安上がりで嬉しいですね。(もっとも、持っていった業者が不正な投棄などを行っていたりすると、喜んでばかりもいられませんが)

引き渡しの記録 §

 外から、アンプで増幅された回収業者の声が聞こえたので、慌てて外に出て呼び止めました。

 その後、玄関先で、現物のモニタを見てもらい、2,3の言葉を交わした後、そのまま持っていってくれました。

 リモコンもいるかと質問すると要らないと言うことでした。完全に資源にしてしまう目的で持っていく、ということのようです。

 特に書類を書くこともなく、業者が自分の名前や連絡先を置いておく、ということもありませんでした。

 極めてアバウトでルーズです。

 これで大丈夫だろうか、と危惧を感じたのは事実です。

SONY HMD-H200/Vというのは §

 SONY HMD-H200/Vというのは、始めてテープ(VHSやβ)ではないメディアに録画するデッキとして買ったVAIO PCV-R61に付属していたモニタです。

 PCV-R61の本体は既に手放していてヘアサロンサノの佐野君の所有物です。しかし、モニタは特に大きな問題はなく、ずっと継続して使用していました。

 そして、このモニタが回収業者の手に渡ったことで、PCV-R61関連のアイテムは全て消えたかと思いきや。

 実は3台のVAIOにKVC経由で接続されているキーボードは、PCV-R61付属のものなのです。(ちなみに、佐野君には、もっと新しいVAIOのキーボードを付けて譲っている)

 それはなぜか!

 実は、R系VAIOのキーボードというのは、PCV-R61ではごくノーマルな109キーボードなのですが、その後に買った機種では全てコンパクト化された特殊な配列のキーボードになってしまうのです。変則キーボードに指を慣らすと後が辛いので、未だに、PCV-R61のキーボードが現役というわけです。

 もちろん、一般論で言えばキーボードは消耗品です。それほど長くは使えません。しかし、録画マシンはTVを見るためのもので、キーボードは滅多に叩きません (全く叩かないというわけでもない)。それゆえに、汚れたり埃が積もったりすることはあっても、さほど消耗することはなく、長期間現役でいられるわけですね。